軽量鉄骨軸組(プレハブ)工法の特徴
[2017-09-22 13:33:58]
最近増えてきているのがこの軽量鉄骨軸組工法です。通称プレハブ工法ともいいます。プレハブというと、倉庫などに使われている建物を想像して、粗末な家のように思えますが、全くそんなことはありません。
軽量鉄骨軸組工法がプレハブ工法と呼ばれるのは、最も技術を必要とする軸組の部分を工業生産して、現場ではボルト締めなどの工程のみとなるため、職人の腕に左右されることがありません。しかも鉄骨は木材に比べて規格の統一がしやすく、品質にばらつきがないという点でも安心感があります。
現場での工程が少ないために、他の工法に比べて比較的工期が短くて済むメリットもあります。一方で断熱性は木造軸組み工法よりも低く、防音性は鉄骨造、鉄筋コンクリート造よりは落ちます。また、リフォームの自由度が低いといったデメリットがあります。
しかし、耐久性は高く、重量鉄骨や鉄筋コンクリートに比べれば工費も安くすみますので、一般的な一戸建て住宅で耐震性能を重視したい方、工期を少しでも短くしたい方にはおすすめの工法と言えるでしょう。